赤ちゃんのぜんそくはいつからわかるようになるのか

2018年7月1日喉や気管支のトラブル

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赤ちゃんのせきが長引いたり、呼吸するときにヒューヒュー音がしてとても苦しそうですと、ぜんそくなのでは? と心配することかと思います。

赤ちゃんがぜんそくにかかりやすい年齢は、1~2才で、季節の変わり目にかかりやすくなります。

今回は赤ちゃんのぜんそくの症状と種類、その対処方法についてお話しさせていただきます。

ぜんそくによく似た症状をもつ「肺炎」と「細気管支炎」の症状や対策、対処法などについてもお話させていただきますので、併せてお読みいただけたらと思います。

 

赤ちゃんのぜんそくの症状と判断基準について

ぜんそくは気管が狭くなる病気です。

赤ちゃんがもっともぜんそくにかかりやすい年齢は1~2才です。
そして季節の変わり目にかかりやすい傾向にあります。

かぜをひいたときなどに、「ヒューヒュー」「ゼイゼイ」というぜんそくのような呼吸をします。
ただ、それだけですと、ぜんそくとは判断されません。
赤ちゃんは気管が細いので、かぜをひくとヒューヒューといいやすいのです。
ぜんそくによく似た他の病気かもしれないので経過をみて判断をします。
(後ほどご説明します)

小児気管支喘息治療・管理ガイドライン2017によると、
ヒューヒューという症状が治まったあと、3回以上くりかえすと「ぜんそく」と判断されます。
これはかぜをひいていないときでも苦しそうな呼吸をしていたり、夜になると症状が悪化するなどもカウントします。

下記のサイトにて最新のガイドラインのウェブ版をPDFで読めます。
一度、目を通すことをオススメします。
小児気管支喘息治療・管理ガイドライン2017

 

赤ちゃんがぜんそくになる原因と対処方法

赤ちゃんの気道はとてもデリケートです。
ぜんそくになる原因として大まかにわけると2つあります。

・アレルギーが原因
原因の8割を占めるのが、ホコリ、ダニ、ハウスダスト、ペットの毛、カビ、花粉などのアレルゲンです。

⇨その対処方法
症状を悪化させないためにも、ペットの毛やほこりなどを取り除いてお部屋を清潔に保ちましょう。
赤ちゃんは布団で過ごすことが多いです。
ですので、できれば毎日布団の表面を掃除機でホコリなどを吸い取ります。
そして、1週間に1度は布団を干します。

カーテンもこまめに洗濯してください。

かなり大変な作業ですが、ぜんそくを悪化させないためには非常に有効です。

床が絨毯ですと、どうしてもホコリやダニなどが潜んでしまいがちになります。
できればフローリングが良いのですが、予算の都合やお住まいの家庭の事情もあるかと思いますので、こまめな掃除や空気清浄器を設置するなどして対策するといいでしょう。
絨毯の上にコルクマットを敷くのもオススメです。

 

・アレルギー以外の要因が原因
お医者さんに診断していただいたときに、アレルゲンが認められなかった場合、アレルギー性ではなく他の原因があげられます。

タバコや蚊取り線香などの煙、かぜをひいたときのウイルス、気候の変化、大気汚染、ストレスなどです。

⇨その対処方法
家族でタバコを吸う方は絶対に赤ちゃんの前で吸うのはやめましょう。

赤ちゃんが快適に過ごせるように、部屋の換気や季節に合わせた温度、湿度の適切な設定をしましょう。
そしてこの部屋の温度・湿度設定はダニ対策にもとても有効です。
というのも、ダニは室温25℃、室温70%前後で一番繁殖するのです。

ですが、その際にエアコンにカビが生えてますとぜんそくが悪化しますので、エアコンのフィルターなどはこまめに掃除してください。

 

赤ちゃんのぜんそくの治療方法について

まず一番大切なのが上記でお話ししたこまめな掃除です。
掃除はぜんそくの原因を乗り除く対処方法で治療方法でもあります。

そして、薬による治療で赤ちゃんの気道の炎症を治めたり広げます。
薬による治療は薬3ヶ月が目安です。

軽度の小児ぜんそくは成長するにつれ、体が丈夫なるので自然に治ることが多いです。
小学校を卒業するころには治ると言われています。

ここまで赤ちゃんのぜんそくについてお話しをさせていただきました。
ここからはぜんそくによく似た症状の「肺炎」と「細気管支炎」についてお話しさせていただきます。

 

赤ちゃんの肺炎について

赤ちゃんが肺炎にかかりやすい年齢は3才位までです。

特に冬の時期に起こりやすいので、ご注意してください。

赤ちゃんの肺炎の症状は、長引く風邪と、発熱と湿ったようなせきをするのが特徴です。

赤ちゃんが、泣いたり、ぐずったりなど、つらそうにしている時は、お母さんに何らかのメッセージを出している時です。

お母さんだけでなく、お父さんも、赤ちゃんからのサインを見逃さないように、日頃からしっかりと観察をして下さい。

そして、「どうも様子が変だな」と思いましたら、迷わずお医者さんに診てもらって下さい。

タバコの煙は、肺炎やぜんそくの大敵です。家庭でタバコを吸う人がいるようでしたら、換気扇の下で吸ったり、外で吸ったり、換気はコマメに、空気清浄機を用意するなどして、赤ちゃんが居心地のいい環境を作ってあげて下さい。

 

細気管支炎

細気管支炎の症状は、湿ったせきです。呼吸困難になることもあります。

1才未満の赤ちゃんが、かかりやすく、冬の季節にかかりやすいです。

原因はRSウイルスが気管支の末端に炎症を起こし、かぜの症状が急変して呼吸困難になります。

かぜと診断されても、命に関わることもあるので、呼吸が苦しそうになったら、すぐにお医者さんに診てもらいましょう。

 

いかがでしたでしょうか。
小さい赤ちゃんが苦しそうなせきをするのは本当に可愛そうです。
今回ご紹介したお話しがあなたにとって、お役に立てれば幸いです。

お医者さんと相談しながら赤ちゃんにとって一番よいことをぜひ実践されてください。

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